家づくりコラム

  1. LDKって何?
  2. 一体感のある「縦長タイプ」
  3. 動線がよい「L型タイプ」
  4. きっちりゾーニングできる「DK+Lタイプ」
  5. LDKの施工実例

LDKって何?


住宅の間取り図でよくみられる「LDK」
それぞれの意味は、L(リビング=居間)、D(ダイニング=食堂)、K(キッチン=台所)です。

お料理に集中したいなどの理由からキッチンを個室にしたり、食事の場とくつろぐ場を完全に壁で仕切る間取りもありますが、一戸建て住宅で多いのはすべてひとつの空間にまとめるLDKタイプでしょう。

LDKは配置によって使いやすさや印象が変わります。どんな形があるのかみていきましょう。



一体感のある「縦長タイプ」


LDKを直線上に配置し、お部屋の形が長方形になっているタイプです。
写真では、奥からK(キッチン)、D(ダイニング)、L(リビング)と配置されています。



縦長タイプはどこにいてもLDK全体が見渡しやすく、ぱっと見て室内の様子が把握できます。
一部屋としての一体感があり、家具レイアウトの自由度が高い間取りでもあります。例えばダイニングテーブルを置かずにリビングを広く使うなど、ダイニング・リビングの型にはめない使い方もできます。
逆に言えば、それぞれのスペースの境界(特にダイニング・リビング)があいまいなので、スペースを区切りたい方にとっては使いにくく感じるかもしれません。


「縦長タイプ」対面キッチンの場合



縦長タイプで最も多いのが、キッチンとダイニングが対面になった配置です。
キッチンに立って正面を見たときにダイニング・リビングを見渡すことができます。小さなお子様がいる場合などはキッチンで作業しながらも常にLDK全体をチラチラ伺えるのは便利ですね。



リビングのソファをダイニングテーブルと平行に並べた配置です。
手元がオープンなキッチンはお料理姿も風景の一部になり、LDKとしての一体感がより感じられる間取りになっています。
ダイニングテーブルからソファにかけての動線がスムーズなのもこの配置です。



こちらはキッチンに背を向けるようにソファを配置したお住まい。キッチンからも料理をしながらテレビを観られます。
キッチンの手元を隠すように壁があることや、ソファがダイニングとリビングを区切る位置にあることで、同じ部屋でありながらそれぞれの空間を意識できるLDKになっています。


「縦長タイプ」アイランドキッチンの場合



アイランドキッチンとダイニングが横並びになった配置例です。
キッチンの隣は和室になっており、リビングから見渡したときに奥行きを感じる間取りになります。このように、対面キッチンプランでは収納になっていた背面の壁を、窓にしたり別のお部屋につなげることができます。



動線がよい「L字タイプ」



キッチン・ダイニング・リビングが”L”の文字のように並んでいる「L字タイプ」
L字タイプではキッチンとダイニングが横並び配置になるパターンが多く、キッチンで作った料理を横のテーブルに出す、片づけるといった食事の動線がスムーズです。リビングとキッチンの距離も縦長タイプに比べ短くなるので、動線重視の方にオススメの間取りです。


「L字タイプ」ダイニングの向かいがリビング



キッチンとダイニングを横並びにし、ダイニングの向かいにリビングを配置したお住まいです。
キッチンの前にはスタディカウンターがあり、料理しながらお子様のお勉強を見守れます。



「L字タイプ」キッチンの向かいがリビング



キッチンの前にリビングを配置したお住まいです。L型のくぼみ部分にはテラスがあり、リビング・ダイニングともに自然光が入る明るいLDKになりました。
この写真のようにキッチンを中心に配置すると「食事する場所」のダイニング、「くつろぐ場所」のリビングの使い分けがさらに明確になりますね。



きっちりゾーニングできる「DK+Lタイプ」




LとDKの接面をずらし、くぼみが2か所ある配置が「DK+Lタイプ」です。
L字タイプよりさらにそれぞれのスペースが明確に分かれており、特にリビングは個室感もありますね。
リビングから見るとキッチンは奥まった場所にあり、来客時にキッチンの生活感を見られたくないという方にはオススメです。
空間が区切られるので狭く見えるのでは?と思うかもしれませんが実は逆で、LDKの端から端の対角線が長くなることで奥行きがうまれ、視線が抜けて部屋が広く見えます。

「DK+Lタイプ」和室で区切る



ダイニングとリビングの間に和室があり、空間をゆるやかにゾーニングしています。
和室はダイニング側とリビング側両方オープンにできるので、開け放てばLDK+和室がひとつの広い繋がったお部屋のようになります。

「DK+Lタイプ」テラスで区切る



くぼみ部分にテラスを配置し、ダイニングとリビング両方からテラスに出入りできます。キッチンからもテラスの様子が見られて安心ですね。
もう一方のくぼみ部分にはリビング階段と吹抜けがあり、上方向にも視線が抜ける開放感のあるLDKになっています。


LDKの実例



縦長タイプ
ダイニングに大きな窓を設け、自然光で明るい食卓に。間接照明でダイニング・リビングの天井を照らすとともに、キッチンの天井高さに変化を持たせています。



縦長タイプ
リビングの窓側に広く取ったスペースは、階段から他の部屋に行くための通路の役割も。



縦長タイプ
アイランドキッチン・ダイニング・リビングが横並びの配置。
キッチンの床は一段下げ、テーブルに座っている人と会話しやすくなっています。



L字タイプ
キッチンとテーブルを離し、アイランドキッチン周りの動きを重視した間取りです。



DK+Lタイプ
一方のくぼみ部分には窓を設けLDKの明るさUP。
もう一方のくぼみ部分には収納と、キッチン側から出入りする洗面所が。



DK+Lタイプ
ダイニングとリビングの間に和室を挟んだ間取り。和室は閉めると個室になるので、お客様を通したりお泊りのときに便利です。


こちらのコラムもおすすめです


★こどもに優しい家をつくりたい!実例からみるポイントとアドバイス
★収納上手な家をつくりたい!~リビング編~実例からみるポイントとアドバイス
★吹抜けをより開放的に!スケルトン階段をとりいれたい【施工実例】


家づくりコラム