家づくりコラム

家族が集まる場所だから、使いっぱなし、置きっぱなしが増えるリビング。
収納場所まで遠いと、つい面倒になって片付けも後回し。いつの間にか片付け役は誰か一人に・・・
家族みんなのマイホーム。全員が片付け上手になれる収納計画をたてましょう。

目次

  1. まずは何を置くかイメージしましょう
  2. 収納アイデア1 生活感をなくす「隠す」収納
  3. 収納アイデア2 テレビ回りにオーダーメイドの造作家具
  4. 収納アイデア3 ディスプレイ収納でお部屋に彩りを
  5. 収納アイデア4 家族みんなのワークスペース
  6. 収納アイデア5 子どもが片付けしやすい低位置の引き出し収納
  7. 収納アイデア6 身支度をささっとすませたい人におすすめのウォークスルー収納

動画で見るワンポイントアドバイス

動画でも収納上手な家をつくるための情報を発信しています。お急ぎの方、興味のあることだけを知りたい方は動画を飛ばして記事にお進みください。じっくり体系的に学びたい方はぜひまず動画をご覧ください。



まず何を置くかイメージ




すっきり清潔感のあるお部屋づくりのために、収納は必須。
しかし建物の広さには限りがあります。
やたらと収納を大きくして、その分居住スペースが小さくなってしまうのではもったいないですよね。
適切な収納計画をするためには、まずしまいたい物の把握をすることが大切です。

今ある物はもちろん、これから買う物、増える予定のある物をイメージしましょう。
もし物が多すぎるようでしたら新居に移るのを機に断捨離するのも一つの手ですね。

物のサイズに応じた収納を考えることも重要です。
必要以上に奥行きのある棚をつけると、手前にしか物を置かずに奥の方がデッドスペースになってしまうことも。
家電など、大きなものほどきちんと採寸して無駄のないスペース確保を。


暮らしを快適にする収納アイデア


生活感をなくす「隠す」収納



とにかく物が集まるリビング。普段の生活で使う物が置きっぱなしになっていると、お部屋がごちゃごちゃしてみえる原因に。
生活感の出る物は、扉付きの収納に隠してしまいましょう。
収納の扉を壁の色やドアの色と合わせて部屋になじませると、リビングがすっきりして見えます。



テレビ回りにオーダーメイドの造作家具




みんなが集まるテレビ回りは物も溜まりやすい場所。
リモコン、ゲーム、AV機器などをゆったり収納でき、配線コードも見せないオーディオラック。自分サイズで造作してはいかがでしょうか。
使う場所の近くにしまう場所があれば、物も散らかりにくいですね。



ソファーで漫画を読んでくつろぎたいというご希望から、天井までの大容量本棚を取り付けました。
棚板は高さ調節ができるので、文庫本から画集サイズまですべて収納できます。


ディスプレイ収納でお部屋に彩りを




素敵な小物やみんなが読む雑誌はオープン棚にディスプレイして、眺めて楽しい収納にしてはいかがでしょうか。
思い出の品や写真を飾って、家族のギャラリーにしてもいいですね。

ディスプレイをお客様に褒めてもらえたら、整頓もがんばれそう。


家族みんなのワークスペース





リビングには郵便物やチラシなど紙類もけっこう溜まりがち。お部屋の一角にあると便利なのがワークスペースです。
家族の共用パソコンを置いたり、学校や町内の資料を整理したり、書き物、DIYなどに。


子どもが片付けしやすい低位置の引き出し収納



タタミ室の下には引き出し式の収納スペースが設けられます。
低い位置なので、子どものパジャマやおもちゃをいれるのに重宝します。
「ココは〇〇ちゃん専用」と決めて、子どもが自分で管理できる片付けスペースにしてはいかがでしょうか。


身支度をささっとすませたい人におすすめのウォークスルー収納



二階にあがらなくても毎日着ていく服を置いておける、リビングの裏にこんな空間はいかがでしょうか。
ジャケットなどさっと羽織りたいものは壁のハンガー掛けに。
棚には帽子やカバンなども置いて、外出着はここで全身コーディネイト。

玄関から直接出入りできる間取りにすれば、服をリビングに置きっぱなしにすることもありませんね。


いかがでしょうか。
それぞれのご家庭にあう収納をとりいれて、気持ちのいい空間をつくりましょう!


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