家づくりコラム

2019年10月より、いよいよ消費税10%がスタートしました!
新築購入やリフォームを検討されている方にとっては消費税率が8%から10%へ引き上げられる影響はとても大きいですが、それに対応する支援策も用意されているため、消費税10%=損とは言えなくなっています。
今回はその支援策の一つ、「次世代住宅ポイント」をおさらいしていきます。



「次世代住宅ポイント制度」ってどんな制度?

国土交通省が2019年6月3日からポイント発行申請の受付を開始した「次世代住宅ポイント制度」。
この制度は2019年10月からの消費税率引き上げに備え、良質な住宅ストックの形成に資する住宅投資の喚起を通じて、税率引き上げ前後の需要変動の平凖化を図るため、税率10%で一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、様々な商品等と交換できるポイントを発行するものです。

難しい言葉が並んでいますが・・・簡単にまとめると
「性能のよい新築住宅(分譲や注文住宅)を建てたりリフォームしたら、いろいろな商品と交換できるポイントがもらえるよ!」というちょっとお得な制度です。

どんなお家が制度の対象?

新築住宅は、所有者自身が住む住宅が対象となります。借家のように人に貸すような住宅は対象外です。
リフォームでは、所有者が施工者に工事を発注するかたちのリフォームが対象になります。ただし所有者が住むかどうかでポイントの上限が変わってきます。

ポイントの付与の条件としては
「環境」「安全・安心」「健康長寿・高齢者対応」「子育て支援、働き方改革」
に役立つ住宅・設備であること、という条件が設定されています。



たとえば「環境」なら暑さ寒さのお悩みを解消する断熱性の高い窓やドア、
「子育て支援、働き方改革」なら家事の助けになる食洗器や掃除しやすいトイレなどです。
新築の場合は家一戸に対してその性能に応じたポイントが、また対象の住宅設備を設置することでポイントが加算されます。
リフォームの場合は改修の種類と箇所数に応じてポイントが付きます。

どれくらいポイントがもらえるの?

新築住宅の場合

新築住宅のポイント数は35万ポイントが上限に、次のA・B・Cを合計して算出します。

A:一定の性能を有する住宅
一戸で30万ポイント
(さらに高性能住宅だと5万ポイント加算)

B:耐震性のない住宅の建替
一戸で15万ポイント

C:家事負担軽減に資する設備を設置した住宅
設備の種類により設定 

一定の省エネ性、耐久性、耐震性、バリアフリー性能を満たす住宅に対して30万ポイントが与えられ、さらに性能を引き上げるなどの条件を満たせば最大35万ポイントまで引き上げられるんですね。



リフォームの場合


リフォームによるポイントの発行は、大きく「若者・子育て世帯」と「それ以外の世帯」に分けられています。
「若者世帯」というのは、2018年12月21日時点で40歳未満の世帯、「子育て世帯」は同日時点または申請時点で18歳未満の子を有する世帯のことをいいます。

<若者・子育て世帯>のポイント上限
◆既存住宅を購入しリフォームを行う場合
一戸で60万ポイント
◆上記以外のリフォームを行う場合
一戸で45万ポイント

<その他世帯>のポイント上限
◆安心R住宅を購入しリフォームを行う場合
一戸で45万ポイント
◆上記以外のリフォームを行う場合
一戸で30万ポイント



断熱改修、エコ設備の設置、耐震改修、バリアフリー改修などについて、それぞれのリフォーム項目ごとに決められたポイントが設定されています。
該当する工事ごとにポイントが加算されていき、上限までを申請することができます。
ただし2万ポイントに満たない場合は申請できません。

リフォームでのポイント付与には、自らが居住する目的で購入した住宅であることや、売買契約締結後、3ヶ月以内に工事請負契約を締結させるなどの諸条件がありますので注意してください。



もらえるポイントをシミュレーションしてみよう


LIXILのサイトではどんな新築・リフォームでどれくらいのポイントがもらえるのか、また水道光熱費がどれくらいお得になるのかをシミュレーションすることができます。
LIXIL「次世代住宅ポイント制度 ポイント・水道光熱費削減金額算出システム」



ポイント発行対象になる工事の時期は?



新築住宅の場合

【1】注文住宅の新築
2019.4~2020.3に請負契約・着工(※1)し、2019.10以降に引渡しをうけたもの
【2】新築分譲住宅の購入
2018.12.21~2020.3に請負契約・着工し、かつ売買契約を締結し、2019.10以降に引渡しをうけたもの
【3】新築分譲住宅の購入(完成済み購入タイプ)
2018.12.20までに完成済みの新築住宅であって、2018.12.21~2019.12.20に売買契約を締結し、2019.10以降に引渡しをうけたもの

(※1)2018.12.21~2019.3に請負契約を締結するものであっても、着工が2019.10~2020.3となるものは特例的に対象となります。

リフォームの場合

2019.4~2020.3に請負契約・着工(※1)し、2019.10以降に引渡しをうけたもの

(※1)2018.12.21~2019.3に請負契約を締結するものであっても、着工が2019.10~2020.3となるものは特例的に対象とする


ポイント発行申請のタイミングは?


ポイントを申請するタイミングは「工事完了後」と「工事完了前」の2パターンがあります。
◆工事完了後のポイント発行申請
工事が完了して引き渡しを受けてから申請します。ポイントが発行されたら商品交換の申し込みができます。
◆工事完了前のポイント発行申請
工事請負契約や売買契約の締結後に申請しておき、工事完了後に「完了報告」をするとポイントが発行されます。
リフォームの場合は、工事金額が1000万を超える工事に限り「工事完了前」に申請ができます。

ポイント発行の申請期限は2020.3.31予定となっていますが、予算状況に応じて早まる可能性もあります。

「次世代住宅ポイント」でどんなものがもらえるの?

もらったポイントは1ポイント=1円相当として、様々な商品と交換することができます。
たとえばおしゃれな家電やインテリア、車いすやおむつなどの福祉介護用品、防災グッズ、お肉やお米といった食べ物など、特別感のあるものから必ず使う消耗品まで幅広いアイテムが揃っています。

対象商品は「次世代住宅ポイント事務局」サイトで公開されている他、LIXILでも商品紹介のポータルサイトを設けています。
現在1万件以上の商品が掲載されており、さらに2020年3月末まで商品が追加されていく予定です。
次世代住宅ポイント商品紹介ポータル「Ju-po ジューポ」


LIXIL交換商品紹介サイト


「次世代住宅ポイント制度」は増税後に新築・リフォームをお考えの方の強い味方です。
より住みやすいお家が完成して、さらに欲しかった商品と交換できるポイントがついてくるなんてお得ですよね。
ただ、こちらの制度の申込は2020年3月末まで、または予算がなくなると終了となりますので、ご検討はお早めに。


ポイント制度の詳細や交換商品の検索については「次世代住宅ポイント事務局」のサイトを参照してみて下さい。
次世代住宅ポイント事務局【国土交通省】


家づくりコラム